権利と義務

役員・総会での権利と義務

とはいえ区分所有者全員が一堂に会して会議を行ない運営方針を決めていくという
ことはきわめて困難ですので、一般的には「理事会」という組織をつくります。理事
会は、いわば日常の維持管理を執行するための、区分所有者全員の代表団です。

理事会を特定の人のみで常に運営していくというのは、その特定の人たちの負担が
大きく、運営もかたよってしまう危険性があります。したがって多くのマンションで
は一定期間で交代するシステムを採用しています。つまり一、二年すると区分所有者
全員がひと通り理事会役員を経験するようなシステムになっているのです。所有者は
必ず理事をしなければいけない、という規則はありませんが、前述の通り所有者であ
る以上、建物を守る義務があります。そのためにも理事をすることは、みんなの財産
を守るためⅡ自分自身の財産を守るためにも重要です。
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また原則、理事会が執行する事項は「総会(区分所有法でいう「集会」)」において
決定された事項のみです。区分所有法では最低一年に1度は総会を開催することを義
務づけています。総会では区分所有者全員が集まり、審議事項について話し合い、採
決が行なわれます。事情があって出席できない人にも、委任状などで意志を表明する
機会が与えられます。大げさにいうと、総会でマンションの未来と価値が決まってい
きます。総会に出席して自分の意見を述べ、議案に対して意思表示することは、自分
たちの財産を守っている区分所有者の権利でもあり、義務でもあるわけです。

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